ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

底打ち

投資
2026-03-05 時点の情報です

相場や景気の状態が、下落の極限に達して反発、あるいは上昇に転じること。価格や指標が最低値を確認した状態を指し、投資判断における重要な転換点とされる。対義語は天井。

📚 関連する用語

最高値

最高値(さいこうね)とは、ある特定の期間、あるいは市場の歴史全体において、最も高く取引された価格のことです。対義語は「最安値」です。特に、その商品や株式の取引が始まって以来の過去最高水準を更新した場合には「史上最高値(しじょうさいこうね)」と呼び、英語では「All-Time High (ATH)」と表現されます。 株式市場において最高値が意識される背景には、投資家の心理的な「節目」としての役割があります。過去の最高値付近では「利益を確定させたい」という売りが出やすくなりますが、その壁を突き抜けて更新し続ける状態は、市場参加者が将来に対して極めて強気であることを示唆しています。 ビジネスシーンや経済ニュースにおいては、日経平均株価や米国のNYダウなどの主要指数が最高値を更新した際、景気の先行きに対する明るい材料として大きく報じられます。これは、投資家のみならず、企業の心理を前向きにさせ、設備投資の拡大や雇用の改善といった実体経済への波及効果が期待されるためです。

投資ファンド

IIF(アイアイエフ、Institutional Investor's Forumの略)とは、年金基金、保険会社、投資信託といった機関投資家が集まり、経済や金融市場の動向、投資戦略などについて情報交換や議論を行う場、またはその組織を指します。機関投資家は市場に大きな影響力を持つため、彼らの見解や行動は市場全体のセンチメント(投資家心理)や資産価格の変動に影響を与えることがあります。IIFにおける議論は、将来の経済見通しやリスク評価に影響を与え、各機関投資家のポートフォリオ構築や投資判断の根拠となることも少なくありません。ただし、文脈によっては「IIF」が特定の国際機関(Institute of International Financeなど)を指す場合もあるため、注意が必要です。

定率売却

保有する金融資産(主に投資信託など)を、あらかじめ決めた一定の割合で定期的に売却する手法。資産残高に応じて売却額が変動するため、相場下落時に過度な口数を売却することを防ぎ、資産寿命を延ばす効果があるとされる。定額売却と比較して、長期的な資産維持に適した出口戦略のひとつ。

シャープレシオ

シャープレシオ(Sharpe Ratio)とは、投資の効率性を測定するための指標の一つです。投資家が取ったリスク(収益率の標準偏差)に対して、どれだけのリターン(超過収益)を得られたかを表します。1966年にウィリアム・シャープによって提唱されました。計算式は「(ポートフォリオの収益率-無リスク資産の収益率)÷収益率の標準偏差」となります。この数値が高いほど、同じリスクに対して高いリターンが得られた、あるいは同じリターンをより低いリスクで実現したことを意味し、運用の効率性が高いと判断されます。投資信託の運用実績を評価する際、単純な収益率の高さだけではなく、その収益を得る過程での値動きの激しさを考慮して「真の運用実力」を比較するために広く用いられています。