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キャピタルゲイン

投資
2026-03-02 時点の情報です

キャピタルゲインとは、保有する資産を売却することによって得られる利益のことです。具体的には、株式、不動産、債券投資信託などを購入した価格よりも高い価格で売却した場合に、その差額がキャピタルゲインとなります。キャピタルゲインは、資産運用の重要な要素の一つであり、投資家はキャピタルゲインを得ることを目的として投資を行うことがあります。ただし、キャピタルゲインには税金がかかる場合があり、また、資産価格が下落するリスクも存在します。

📚 関連する用語

シャープレシオ

シャープレシオ(Sharpe Ratio)とは、投資の効率性を測定するための指標の一つです。投資家が取ったリスク(収益率の標準偏差)に対して、どれだけのリターン(超過収益)を得られたかを表します。1966年にウィリアム・シャープによって提唱されました。計算式は「(ポートフォリオの収益率-無リスク資産の収益率)÷収益率の標準偏差」となります。この数値が高いほど、同じリスクに対して高いリターンが得られた、あるいは同じリターンをより低いリスクで実現したことを意味し、運用の効率性が高いと判断されます。投資信託の運用実績を評価する際、単純な収益率の高さだけではなく、その収益を得る過程での値動きの激しさを考慮して「真の運用実力」を比較するために広く用いられています。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、高い成長が見込まれる未上場企業(スタートアップ)に対して、株式を取得する形で資金を供給する投資会社、またはその手法のことです。略称として「VC」とも呼ばれます。ベンチャーキャピタルは、独自の技術や斬新なビジネスモデルを持ちながらも、実績不足や担保不足により銀行融資が受けにくい企業に対し、将来性を見込んでリスクを取った資本提供を行います。単なる資金提供にとどまらず、投資先の取締役に就任したり経営ノウハウを伝授したり、提携先を紹介したりする「ハンズオン」と呼ばれる経営支援を行う点が大きな特徴です。投資の回収(エグジット)は、投資先企業が株式公開(IPO)を行ったり、他社に買収(M&A)されたりする際に行われ、保有する株式を売却することでキャピタルゲイン(売却益)を得ることを目的としています。新しい産業の育成やイノベーションの促進において、経済の重要な役割を担っています。

国債

国債とは、国の借金とも呼ばれ、国が財政資金の調達のために発行する債券のことです。国債は、国が発行元であるため、一般的に信用度が高く、安全性の高い投資先として認識されています。国債には満期があり、満期時に額面金額が償還され、満期までの間、定期的に利息(クーポン)が支払われるのが一般的です。国債の金利動向は、市場全体の金利水準や為替レートにも影響を与えるため、経済の動向を把握する上で重要な指標となります。また、国債の購入は、個人投資家にとっては比較的リスクの低い資産運用の一つとして、機関投資家にとってはポートフォリオの安定化を図るための重要な運用対象となっています。

アセットアロケーション

アセットアロケーションとは、投資戦略において、預貯金、株式、債券、不動産など様々な資産を、あらかじめ定めた目標やリスク許容度に応じて最適な割合で配分することです。個人の資産運用においては、年齢、収入、投資目標、リスク選好度などを考慮して、長期的な視点で資産配分を決定します。機関投資家においては、年金基金や保険会社などが、加入者や契約者への支払い義務を果たすために、ALM(Asset Liability Management)などの手法を用いて、負債(Liability)の状況も考慮しながらアセットアロケーションを決定します。アセットアロケーションは、分散投資によるリスク低減効果と、長期的なリターンの安定化に貢献すると考えられています。