ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

国策銘柄

投資
2026-03-09 時点の情報です

政府の重要政策や国家プロジェクトに関連し、その恩恵を強く受けると期待される企業の株式のこと。国が主導して予算投入や法整備、税制優遇を行う分野(デジタル改革、エネルギー政策、防衛など)に属する銘柄を指す。巨額の公的資金が流入するため、業績の安定性や成長性が高く評価されやすく、相場全体のテーマとなりやすい傾向がある。

📚 関連する用語

イーサリウム

イーサリウム(Ethereum)とは、ヴィタリック・ブテリン氏らによって開発された、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームおよびそのネイティブ通貨(ETH)のことです。ビットコインが主に「価値の移転」に焦点を当てているのに対し、イーサリウムは「スマートコントラクト」と呼ばれる、プログラム可能な契約機能をブロックチェーン上で実行できる点が最大の特徴です。これにより、金融サービス(DeFi)、ゲーム、NFT(非代替性トークン)、サプライチェーン管理など、多岐にわたる分野での応用が可能です。イーサリウムのネットワーク上で動作するアプリケーションは、中央集権的な管理者を必要とせず、改ざんが困難なブロックチェーン上に記録されるため、高い透明性とセキュリティが期待されています。ETHは、ネットワークの利用手数料(ガス代)の支払いや、プラットフォーム内での価値交換手段として利用されます。近年、イーサリアムはPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)への移行(The Merge)を完了し、エネルギー効率の改善やスケーラビリティの向上を目指しています。

複利

複利(ふくり)とは、元本に利息が組み込まれ、その合計金額に対して次期の利息が計算される方式のことです。利息が利息を生むため、長期にわたる投資においては、元本のみに利息がつく単利に比べて、より大きな収益が期待できます。例えば、投資信託や預金などで複利型の商品を選択した場合、得られた利息を再投資することで、元本が徐々に増加し、その増加した元本に対してさらに利息がつくというサイクルが生まれます。この複利効果を最大限に活かすためには、できるだけ早い時期から投資を開始し、長期間にわたって運用を継続することが重要です。複利は、将来の資産形成において非常に強力な武器となり得ます。

レバレッジ

レバレッジとは、経済学や金融の分野において「テコの原理」を意味する用語です。少ない自己資金(証拠金)を担保として、その何倍もの資金を動かして取引を行う仕組みを指します。具体的には、FX(外国為替証拠金取引)や株式の信用取引などで広く活用されています。例えば、レバレッジ10倍の設定であれば、10万円の資金で100万円分の資産を運用することが可能となり、投資効率を飛躍的に高めることができます。一方で、利益だけでなく損失も倍増する「諸刃の剣」としての側面があり、市場が予想と反対に動いた場合には預けた資金以上の損失が発生するリスクも伴います。ビジネスシーンにおいては、借入金によって自己資本利益率(ROE)を高める「財務レバレッジ」や、既存の資産・ブランド力を活用して新たな成果を生む比喩的な表現としても用いられます。適切なリスクコントロールのもとで活用することが、資産形成や事業成長の鍵となります。

終値

終値(おわりね)とは、証券取引所などの市場において、一日の取引時間の最後に成立した売買価格のことです。マーケットにおけるその日の最終的な評価を反映しており、投資家が価格の変動を分析したり、翌日の相場展開を予測したりする際に最も重視される代表的な指標です。対義語は、取引開始時に最初に成立した価格である「始値(はじめね)」です。また、一日のうちの最高値である「高値」、最安値である「安値」と合わせ、四本値(よんほんね)と呼ばれます。経済ニュースや新聞の株式欄で「日経平均株価は〇〇円」と報じられる際は、通常この終値を指しています。投資信託の基準価額の算出や、企業の時価総額の計算にも用いられる、ビジネスと投資の双方において不可欠な基礎データです。