ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

リボ払い

金融
2026-03-02 時点の情報です

リボルビング払い(りぼるびんぐばらい)とは、クレジットカードの支払い方法の一つで、利用金額や利用件数にかかわらず、あらかじめ設定した一定の金額を毎月支払う方式のことです。一般には「リボ払い」と略して呼ばれます。毎月の支払額が固定されるため、短期的には家計の管理が容易になるというメリットがあります。しかし、未払いの利用残高に対して年率15%前後の高い手数料(実質年率)が課されるのが一般的であり、支払額の多くが手数料の充当に充てられて元金が減りにくくなる特徴があります。このため、利用を重ねると返済期間が極端に長期化し、最終的な総支払額が元の購入価格を大幅に上回るリスクがあります。利用にあたっては、返済シミュレーションを行い、計画的に利用する高いマネーリテラシーが求められます。

📚 関連する用語

単利

単利(たんり)とは、預け入れた元本に対してのみ利息が計算される方式のことです。一定期間ごとに発生する利息が元本に加算されないため、利率が変わらない限り、受け取れる利息の金額は毎回同額となります。例えば、100万円の元本を年利2%の単利で3年間運用した場合、毎年2万円ずつの利息が発生し、3年後の合計利息は6万円となります。これに対し、利息を元本に加えて次の利息を計算する「複利(ふくり)」という仕組みがあります。単利は計算が簡明であり、定期預金の利息受取型や、債券の利払方式などで一般的に見られる仕組みです。収益をその都度消費する場合や、短期間の運用に適していますが、長期的な資産形成においては複利と比較して資産の増加速度が抑えられる傾向にあります。

キャッシュ・アンド・キャリー取引

キャッシュ・アンド・キャリー取引とは、同一の資産について、現物市場と先物市場における価格の歪みを利用して、無リスクで利益を得ようとする取引手法です。具体的には、割安な現物を購入すると同時に、割高な先物を売却することで、将来の特定の時点で反対売買を行い、その差額を利益として確定させます。この取引は、裁定取引(アービトラージ)の一種であり、理論上はリスクがないとされますが、実際には取引コスト(手数料、税金など)や、予期せぬ価格変動リスクが伴います。キャッシュ・アンド・キャリー取引は、主に機関投資家やヘッジファンドなどのプロの投資家によって利用され、市場の効率性を高める役割も果たしています。この取引における利益は、現物価格と先物価格の差、つまりベーシスと呼ばれるものによって決定されます。ベーシスは、金利、保管コスト、保険料などの要因によって変動します。そのため、キャッシュ・アンド・キャリー取引を行う際には、これらのコストを十分に考慮する必要があります。

国際インターバンク市場

国際インターバンク市場(こくさいいんたーばんくしじょう)とは、金融機関同士が短期的な資金を相互に融通し合う市場のことです。インターバンク市場は、中央銀行(日本においては日本銀行)と金融機関との間で行われる取引市場と、金融機関同士の間で行われる取引市場に大別されますが、このうち金融機関同士が行う市場を指します。金融機関は、日々の業務において資金の過不足が生じることがありますが、インターバンク市場を通じて、余剰資金を運用したり、不足資金を調達したりすることで、効率的な資金運営を行っています。インターバンク市場は、金融政策の効果を金融システム全体に浸透させる重要な役割も担っています。中央銀行が政策金利を操作すると、インターバンク市場の金利が変動し、それが他の金融機関の金利にも影響を与え、最終的には企業や個人の経済活動にも影響を及ぼします。

クレジットカード

クレジットカードとは、カード会員がカード発行会社(イシュア)と加盟店(マーチャント)との間で、カード会員の信用に基づいて、カード発行会社が加盟店に立て替えて支払うことにより、カード会員はカード発行会社に後日代金を支払うことを約束する、信用供与を伴う決済システムのことです。利用者は、手元に現金がなくても商品やサービスを購入することができ、後日まとめて支払いや分割払いなどが可能になります。この信用供与の仕組みにより、現代の消費経済やビジネス取引において、決済手段として広く普及しています。