📚 関連する用語
銀価格
銀の市場取引価格。貴金属としての希少性と、工業用素材としての実需の両面から価格が決定される。金と同様にインフレヘッジ(物価上昇による資産価値減少の回避)の手段とされるほか、太陽光発電や電気自動車(EV)などの環境技術に不可欠な素材であるため、世界的な脱炭素化の進展に伴い需要が増大する傾向にある。ロンドン市場やニューヨーク市場での国際価格が指標となる。
利上げ
利上げとは、中央銀行が政策金利を引き上げることを指します。政策金利の引き上げは、一般的にインフレーション(物価上昇)を抑制するために行われます。金利が上昇すると、個人の消費や企業の投資が抑制されるため、需要が減少し、物価の安定につながると考えられています。例えば、日本銀行が政策金利を引き上げると、銀行間の取引金利が上昇し、その影響で住宅ローン金利や企業の借入金利も上昇する可能性があります。これにより、住宅購入や設備投資を控える動きが広がり、経済全体の過熱を抑制する効果が期待されます。ただし、急激な利上げは景気後退を招くリスクもあるため、中央銀行は経済状況を慎重に見極めながら、段階的に利上げを実施することが一般的です。また、利上げは為替レートにも影響を与え、一般的にはその国の通貨高につながるとされています。
PayPay
ソフトバンクグループとLINEヤフーの共同出資により設立されたPayPay株式会社が運営するキャッシュレス決済サービス。QRコード・バーコードを用いたモバイル決済において国内最大級のシェアを持つ。決済機能に留まらず、個人間送金、ポイント運用、公共料金の支払い、金融サービスとの連携など、多機能なプラットフォーム(スーパーアプリ)としての側面を強めている。
マイナス金利
マイナス金利とは、中央銀行が金融機関から預かる資金に対して、プラスではなくマイナスの金利を適用する金融政策です。この政策は、金融機関が中央銀行に資金を預けることを抑制し、その資金を市中への貸し出しや投資に積極的に振り向けることを促すことを目的としています。これにより、個人や企業の借入金利の低下を促し、消費や投資を活性化させる効果が期待されます。日本では、2016年2月に日本銀行がマイナス金利政策を導入しました。この政策により、企業はより低いコストで資金調達が可能になり、設備投資や研究開発への意欲が高まる可能性があります。また、個人にとっては住宅ローンなどの金利が低下する恩恵を受けることがあります。しかし、一方で、銀行にとっては預貸金利ざやの縮小につながり、収益を圧迫する要因となる可能性も指摘されています。マイナス金利政策は、デフレ脱却や経済成長を目指す上での強力な手段の一つですが、その影響は多岐にわたるため、経済状況を見ながら慎重に運用される必要があります。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典