ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

流動性

経済
2026-03-02 時点の情報です

流動性とは、資産を現金に換える際の容易さを示す指標です。流動性が高い資産は、短時間で損失を出すことなく現金化できます。例えば、上場株式国債などは一般的に流動性が高いとされます。一方、不動産や美術品などは、買い手を見つけるまでに時間がかかる場合があり、流動性が低いと言えます。企業の財務分析においては、流動性は短期的な支払い能力を測る重要な指標となります。個人の資産管理においても、急な出費に備えるために、ある程度の流動性を持つ資産を保有することが望ましいとされます。流動性が低い資産に偏りすぎると、必要な時に現金を用意できないリスク(流動性リスク)が生じる可能性があります。

📚 関連する用語

国際金融機関

国際金融機関(こくさいきんゆうきかん、International Financial Institutions, IIF)とは、国際的な金融協力や開発援助、金融システムの安定化などを目的として設立された組織のことです。代表的なものとして、世界銀行(World Bank)や国際通貨基金(IMF)が挙げられます。これらの機関は、加盟国の政府からの出資や国際市場での債券発行などによって資金を調達し、開発途上国への投融資、経済政策に関する助言、金融危機発生時の支援など、多岐にわたる活動を行っています。IIFの活動は、世界経済の持続的な成長と安定に貢献しており、間接的に各国の経済や人々の生活にも影響を与えています。

ISM製造業景況指数

ISM製造業景況指数(ISMせいぞうぎょうけいきょうしすう)とは、米国のISM(Institute for Supply Management)が毎月発表する、アメリカの製造業の景況感を示す経済指標です。この指数は、全米の製造業企業の購買担当者からのアンケート調査に基づいており、新規受注、生産、雇用、入荷、在庫などの項目について、景況感の良し悪しを判断します。指数が50を上回る場合は景気の拡大を示唆し、50を下回る場合は景気の後退を示唆すると解釈されます。この指数は、アメリカ経済全体の動向や、ひいては世界経済の動向を占う上で重要な参考指標として注目されています。

日本売り

投資家が日本円、日本株、日本国債などの日本に関連する資産を売却し、資金を海外へ流出させる現象。日本の経済成長率の低迷、財政悪化、人口減少、金利差などが要因となる。これが進行すると、為替市場では急激な円安が進行し、輸入コスト増による国内の物価上昇や、国際的な購買力の低下を招く。

高圧経済

高圧経済(こうあつけいざい)とは、経済成長を優先し、インフレーションをある程度許容する経済政策のことです。これは、失業率を可能な限り低く抑え、雇用を最大化することを目的としています。通常、中央銀行や政府はインフレ率を目標範囲内に維持することを重視しますが、高圧経済下では、より多くの人々が労働市場に参加し、賃金が上昇することを重視します。この政策は、積極的な財政出動や金融緩和を伴うことが一般的です。高圧経済の実施によって、企業は設備投資や新規雇用を増やしやすくなり、労働者はより高い賃金を期待できるようになります。ただし、インフレーションが行き過ぎると、資産バブルの発生や購買力の低下を招き、最終的には景気後退を引き起こすリスクも存在します。