約定(やくじょう)
約定(やくじょう)とは、金融商品の売買取引において、買い手と売り手の条件が合致し、取引が成立することを指します。一般的には「契約を結ぶこと」を意味しますが、証券取引やFX等の金融実務においては、投資家が発注した注文が市場で執行され、売買が確定した状態を指す用語として定着しています。注文を出した時点ではまだ取引は完了しておらず、約定して初めて売買価格(約定価格)や権利・義務が確定します。また、約定した日を「約定日」、実際に代金の精算と商品の引き渡しが行われる日を「受渡日(決済日)」と呼び、金融商品ごとにその間隔が定められています。投資信託のように、注文を出した当日ではなく翌営業日以降に約定する商品もあるため、市場変動のリスクを考慮する上で、約定の仕組みを正しく理解することは不可欠です。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典