ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

貸借対照表 (バランスシート)

経営・財務
2026-03-02 時点の情報です

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)とは、企業のある一定時点における財政状態を資産、負債、純資産の3つの区分で示した財務諸表の一つです。英語でBalance Sheetと呼ぶことから「B/S(ビーエス)」や「バランスシート」とも呼ばれます。表の左側(借方)には現金や建物などの運用形態を示す「資産」を記載し、右側(貸方)には銀行からの借入金などの返済義務がある「負債」と、株主からの出資など返済義務のない「純資産」を記載します。会計上、左側の合計(資産)と右側の合計(負債+純資産)は必ず一致する仕組みとなっており、これにより企業がどのように資金を調達し、それを何に投資しているかを把握できます。損益計算書(P/L)とともに、企業の経営分析や投資判断において欠かせない主要な決算書類です。

📚 関連する用語

コンサルティング

コンサルティングとは、企業や団体などの組織が抱える経営上の課題に対し、客観的な立場から現状を分析・評価し、解決策の提示や実行支援を行う業務のことです。一般には「コンサル」と略称で呼ばれます。その領域は非常に幅広く、企業の将来像を描く「戦略系」、業務効率化やシステム導入を担う「IT系」、組織・人事制度を整える「人事系」、財務・会計に特化した「FAS系」など、専門分野ごとに細分化されています。元々は20世紀初頭の米国で、工場の生産性向上を目的とした科学的管理法の普及とともに発展しました。現代のビジネス環境においては、変化の激しい市場に対応するため、外部の高度な知見やリソースを活用して変革を加速させる「パートナー」としての役割が強く期待されています。

決算

決算(けっさん)とは、企業が一定期間(通常は1年間または四半期)の経営成績や財政状態をまとめたもので、企業の財務状況を明らかにする重要なプロセスです。決算発表では、売上高、利益(営業利益、経常利益、当期純利益など)、資産、負債、自己資本などの情報が開示され、企業の経営状況を総合的に把握することができます。投資家は、決算情報をもとに企業の成長性や安定性を評価し、投資判断を行います。決算発表は、企業の株価に大きな影響を与えることもあります。

Asset and Liability Management

ALM(Asset Liability Management、アセット・ライアビリティ・マネジメント)とは、金融機関、特に銀行などが、保有する資産(Asset)と負債(Liability)のバランスを総合的に管理し、金利変動リスクなどの様々なリスクをコントロールしながら、安定的に収益を確保し、企業価値を向上させるための経営管理手法です。将来にわたって発生するキャッシュフローを予測・分析し、資産と負債の金利感応度やデュレーション(残存期間)のズレを調整することで、金利変動による収益の変動リスクを最小限に抑えることを目的としています。ALMは、銀行の健全な経営運営に不可欠な活動であり、預金金利や貸出金利の決定、資金調達戦略、証券投資戦略など、多岐にわたる経営判断の基礎となります。この管理が適切に行われることで、金融システムの安定にも寄与します。

広告収入

広告収入(こうこくしゅうにゅう)とは、媒体(メディア)やプラットフォーム運営者が、広告主(スポンサー)から広告を掲載・配信する対価として受け取る収益のことです。テレビ局や新聞社といった従来のマスメディアにおける主要な収益源であるだけでなく、GoogleやMeta(旧Facebook)などの巨大IT企業においてもビジネスモデルの根幹をなしています。インターネット広告においては、単に枠を売るだけでなく、表示回数(インプレッション)やクリック数、成約数(コンバージョン)に応じて収益が発生する成果報酬型の仕組みも一般的であり、近年では動画配信者などの個人クリエイターにとっても重要な収入源となっています。