ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

ステーブルコイン

金融
2026-03-08 時点の情報です

ステーブルコイン:米ドルや日本円などの法定通貨、あるいは金などの特定資産と価格を連動させることで、価格の安定を図るように設計された暗号資産。発行体が裏付けとなる資産を保有するタイプや、アルゴリズムによって供給量を調節するタイプがある。決済の効率化や送金コストの削減を目的として、金融機関やIT企業による実用化が進められている。

📚 関連する用語

PayPay

ソフトバンクグループとLINEヤフーの共同出資により設立されたPayPay株式会社が運営するキャッシュレス決済サービス。QRコード・バーコードを用いたモバイル決済において国内最大級のシェアを持つ。決済機能に留まらず、個人間送金、ポイント運用、公共料金の支払い、金融サービスとの連携など、多機能なプラットフォーム(スーパーアプリ)としての側面を強めている。

政策金利の正常化

中央銀行が、景気刺激のために実施してきた超低金利政策やマイナス金利政策を解除し、金利水準を経済の実態に見合った本来の状態へ戻すこと。デフレ脱却や物価安定の目標達成を背景に行われる。日本においては、日本銀行が長期間継続してきた異次元の金融緩和を修正し、短期金利の誘導目標を引き上げる一連のプロセスを指す。借入コストの上昇、預金金利の改善、為替レートの変動など、実体経済および金融市場に広範な影響を及ぼす。

オーバーローン

オーバーローンとは、不動産などの担保価値よりも、住宅ローンの借入残高の方が上回っている状態を指します。主に「住宅の資産価値<ローンの残り」という構図で使われ、英語の「Over-loan」に由来します。この状態は、地価の下落や建物の経年劣化に加え、頭金なしのフルローンや、手数料などの諸費用まで含めた借入を行った際に発生しやすくなります。借主にとっては、家を売却しても全額返済できないため住み替えが制限されたり、返済困難時に自己破産リスクが高まるなど、生活設計における重大な懸念材料となります。また、金融業界の歴史的・専門的な文脈では、銀行などの金融機関が預金額を上回る貸出を中央銀行(日本銀行)からの借入に依存して行う不健全な資金状況を指すこともありました。しかし、現代のビジネスや個人の資産形成の文脈では、主に負債が資産価値を超過した状態を指すのが一般的です。

銀価格

銀の市場取引価格。貴金属としての希少性と、工業用素材としての実需の両面から価格が決定される。金と同様にインフレヘッジ(物価上昇による資産価値減少の回避)の手段とされるほか、太陽光発電や電気自動車(EV)などの環境技術に不可欠な素材であるため、世界的な脱炭素化の進展に伴い需要が増大する傾向にある。ロンドン市場やニューヨーク市場での国際価格が指標となる。