ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

スマートコントラクト

金融
2026-03-02 時点の情報です

スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約内容をプログラム化し、特定の条件が満たされた際に自動的に実行される仕組みのことです。1994年に暗号学者ニック・サボ氏によって提唱されました。従来の取引では、信頼性を担保するために銀行や不動産業者などの仲介者が必要でしたが、この技術を用いることで、仲介者を介さずに安全かつ迅速な取引が可能になります。代表的なプラットフォームにはイーサリアム(Ethereum)があり、分散型金融(DeFi)や非代替性トークン(NFT)の基盤技術として広く活用されています。ビジネスにおいては、事務コストの削減や改ざん防止、透明性の向上に大きく寄与すると期待されています。

📚 関連する用語

年金基金

年金基金(ねんきんききん)とは、加入者から集めた年金保険料を原資として、将来の年金給付を行うために管理・運用される資金、またはその運営組織の総称です。 大きく分けて、国の制度である「公的年金」を運用する組織(日本の場合はGPIF:年金積立金管理運用独立行政法人)と、企業が従業員のために設立する「企業年金基金」などがあります。これらは巨額の資金を市場で運用するため、プロの機関投資家として扱われます。特にその資金規模の大きさから、株式市場などでは相場を動かす「クジラ」とも呼ばれ、その売買動向は経済ニュースの重要トピックとなります。 企業経営においては、企業年金の運用利回りが想定を下回ると、不足分を企業が補填しなければならない場合があり(確定給付企業年金など)、企業の財務健全性を左右する重要な要素の一つとなっています。

休眠口座

休眠預金(きゅうみんよきん)とは、銀行などの金融機関に預けられたまま、10年以上入出金などの取引(異動)がない状態の預金のことです。一般には「休眠口座」とも呼ばれます。2018年1月に施行された「休眠預金等活用法」に基づき、これらの資金は預金保険機構を経由して、子どもや若者の支援、生活困難者の支援、地域活性化といった民間の公益活動に活用される仕組みとなりました。対象となるのは普通預金、定期預金、当座預金などであり、外貨預金や財形貯蓄などは対象外です。残高が1万円以上ある場合には、金融機関から登録済みの住所へ郵送などで通知が送られますが、住所変更を失念していると通知が届かずに休眠預金化するケースが多く見られます。万が一、休眠預金となった場合でも、預金者本人が通帳や印鑑、本人確認書類を持って金融機関の窓口で手続きを行えば、元本に利息を加えていつでも引き出すことが可能です。資産管理の効率化や紛失リスク低減のため、不要な口座は解約して整理することが推奨されます。

繰り上げ返済

繰り上げ返済(くりあげへんさい)とは、住宅ローンやカードローンなどの借入金において、毎月の決められた返済額とは別に、元金の一部または全部を前倒しで返済することを指します。返済した資金はすべて直接「元金」の支払いに充てられるため、その元金に対して発生するはずだった将来の利息を支払わずに済むという大きなメリットがあります。 繰り上げ返済の手法には大きく分けて2種類あります。1つ目は「期間短縮型」で、毎月の返済額は変えずに完済時期を早める方法です。利息の軽減効果が非常に高く、定年退職までに完済したい場合などに有効です。2つ目は「返済額軽減型」で、完済時期は変えずに毎月の返済負担を軽くする方法です。家計の月々のキャッシュフローを改善したい場合に適しています。 実務上の留意点として、繰り上げ返済を行う際には金融機関への手数料が発生する場合があることや、住宅ローン控除を受けている期間中は、元金が減ることで控除額も減少するといった影響が挙げられます。また、一度返済した資金は手元に戻せないため、教育資金や緊急時の予備費を十分に確保した上で、資産運用の利回りとローンの金利を比較しつつ、計画的に実施することが求められます。

カードローン

カードローンとは、金融機関が提供する融資サービスの一種です。あらかじめ設定された利用限度額の範囲内で、契約者が自由に借入と返済を繰り返すことができるのが特徴です。住宅ローンやマイカーローンといった目的別ローンとは異なり、使途が限定されない場合が多く、急な出費や一時的な資金需要など、幅広いニーズに対応できます。審査を経て利用限度額が設定され、ATMやインターネットバンキングなどを通じて、必要な時に迅速に資金を引き出すことが可能です。ただし、借入には利息が発生するため、計画的な利用と返済が不可欠となります。