ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

ペイオフ

金融
2026-03-02 時点の情報です

ペイオフとは、金融機関が破綻した場合に、預金保険法に基づいて預金保険機構が預金者に対して預金の払い戻しを保証する制度のことです。正式には預金保険制度における「預金等の直接支払」を指します。日本では預金者1人につき、1つの金融機関ごとに元本1,000万円までとその利息が保護の対象となります。1,000万円を超える部分については、破綻した金融機関の財産の状況に応じて支払われますが、全額が戻らない可能性があるため、資産を複数の銀行に分散させるなどの対策が必要となる場合があります。なお、決済用預金(無利息・即時支払・決済サービス提供可能の3条件を満たす預金)については、全額が保護対象となります。この制度があることで、万が一の銀行破綻時にも預金者のパニックを防ぎ、金融システム全体の安定を図る役割を担っています。

📚 関連する用語

国際金融協会

国際金融協会(こくさいきんゆうきょうかい)とは、世界中の金融機関が会員となっている国際的な業界団体です。1983年に、国際的な債務問題への対応策を協議するために設立されました。主な活動内容は、新興市場国に関する経済・金融データの収集と分析、金融市場の安定化に向けた提言、規制改革に関する意見表明などです。IIFが発表するレポートや提言は、世界経済や金融市場の動向を把握する上で重要な情報源として活用されています。

国際通貨基金

国際通貨基金(こくさいつうかききん、International Monetary Fund、略称:IMF)は、国際金融の安定と国際協力の促進を目的とする国際機関です。1944年のブレトン・ウッズ協定に基づいて設立され、1945年に発足しました。主な活動として、為替相場の安定、国際収支の調整、経済危機に瀕した国への融資などがあります。IMFは、加盟国の経済状況を監視し、政策に関する助言も行います。また、開発途上国に対する技術支援も提供しています。IMFの活動は、世界経済の安定に不可欠であり、各国の経済政策に大きな影響を与えています。

金融市場

金融市場(きんゆうしじょう)とは、資金の余剰部門(貸し手・投資家)と不足部門(借り手・企業や政府)の間で資金が取引される場の総称です。具体的には、株式市場、債券市場、外国為替市場、および銀行間などで短期間の資金を融通し合うマネー・マーケット(短期金融市場)などが含まれます。金融市場は、取引される期間によって「短期金融市場(1年未満)」と「長期金融市場(1年以上)」に分類されるほか、資金調達の場である「発行市場」と、既発証券が売買される「流通市場」にも区分されます。この市場機能により、社会全体で効率的な資金配分が行われ、経済活動が円滑に進むよう支えられています。また、市場で決定される金利や為替レートは、各国の金融政策や実体経済に多大な影響を与えます。

元金均等返済

元金均等返済とは、ローンの返済方法の一つ。毎月の元金の返済額を一定にする。利息は徐々に減る。