ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

リスク許容度

投資
2026-03-10 時点の情報です

投資家が運用の結果生じる損失に対して、どの程度まで受け入れられるかという耐性のこと。年齢、年収、資産状況、家族構成、投資経験、心理的な許容範囲などの諸要因によって決定される。リスク許容度を超えた運用は、相場急変時の冷静な判断を妨げ、資産形成の継続を困難にするため、ポートフォリオ構築において最も基礎的かつ重要な概念の一つとされる。

📚 関連する用語

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、インターネットのプラットフォームを介して、不特定多数の人々(Crowd)から資金調達(Funding)を行う仕組みのことです。略して「クラファン」とも呼ばれます。主に、新商品の開発、映画制作、災害支援、スタートアップ企業の設立など、多岐にわたる目的で利用されます。仕組みは大きく分けて、支援者が対価として商品やサービスを受け取る「購入型」、金銭的見返りを求めない「寄付型」、未公開株や金銭的リターンを得る「投資型(株式型・融資型)」などに分類されます。従来の金融機関からの融資に比べ、プロジェクト実行者の情熱やアイデアへの「共感」が重視される点が特徴です。企業にとっては、市場の反応を発売前に確認できるテストマーケティングの場としての側面も持ち、現代のビジネスシーンにおける重要な資金調達およびプロモーション手段となっています。

時価総額

時価総額(じかそうがく)とは、上場企業の企業価値を評価する際に用いられる代表的な指標の一つであり、計算時点での「株価」に「発行済株式総数」を掛けて算出される数値のこと。この数値は、その企業を市場価格で丸ごと買い取る場合に理論上必要となる金額を示しており、企業の規模や市場内での位置付けを測る尺度として広く利用されている。時価総額が大きいほど、投資家からの将来的な成長期待が高く、経営基盤が安定していると見なされる傾向がある。また、TOPIX(東証株価指数)などの株価指数において、構成銘柄の組入比率を決定する際の基準としても重要な役割を果たしている。

デジタル資産

デジタル資産とは、インターネット上で取引・管理される財産のことです。代表的なものとして、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が挙げられます。これらはブロックチェーン技術を基盤としており、発行者や中央管理者が存在しない分散型のシステムで運営されています。また、近年注目されているNFT(非代替性トークン)もデジタル資産の一種で、デジタルアート、音楽、ゲーム内アイテムなどに固有の価値を持たせ、所有権を証明するものです。デジタル資産は、国境を越えて迅速に取引できる利便性がある一方で、価格変動リスクや法規制の整備途上といった課題も抱えています。投資対象としてはもちろん、新たなビジネスモデルの創出源としても期待されています。

目論見書

目論見書(もくろみしょ)とは、有価証券の募集や売出しに際して、投資家に対してその内容を説明するために作成される文書のことです。投資信託(ファンド)においては、運用の目的や方針、投資リスク、信託報酬などの各種手数料、税金に関する事項、過去の運用実績などが詳細に記載されています。主に、投資家に必ず交付される「交付目論見書」と、投資家からの請求に応じて交付される「請求目論見書」の2種類があります。金融商品取引法によって作成が義務付けられており、投資家保護の観点から極めて重要な役割を果たします。近年ではペーパーレス化が進み、証券会社のウェブサイト等でPDF形式として閲覧することが一般的です。資産運用を行う際には、目論見書を精査し、その商品の特性やコストを十分に納得した上で投資判断を行うことが求められます。