ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

リスク許容度

投資
2026-03-10 時点の情報です

投資家が運用の結果生じる損失に対して、どの程度まで受け入れられるかという耐性のこと。年齢、年収、資産状況、家族構成、投資経験、心理的な許容範囲などの諸要因によって決定される。リスク許容度を超えた運用は、相場急変時の冷静な判断を妨げ、資産形成の継続を困難にするため、ポートフォリオ構築において最も基礎的かつ重要な概念の一つとされる。

📚 関連する用語

海外からの直接投資

外国からの投資フロー(がいこくからのとうしふろー)とは、ある国へ海外から流入する投資資金の流れのことです。一般的には、対内直接投資(Foreign Direct Investment: FDI)などが含まれます。これは、外国の企業や投資家が、その国の企業や事業に直接投資する活動を指します。具体的には、海外企業が現地で子会社を設立したり、工場を建設したり、現地の既存企業を買収・合併したりする際の資金移動などが該当します。このフローは、投資を受ける国の経済成長、雇用創出、技術革新、競争力強化などに大きく貢献する可能性があり、経済の健全性や国際的な魅力を測る重要な指標の一つとされています。IIF(Inward Investment Flow)という言葉で言及されることもありますが、これはより広範な外国からの投資資金の流入全般を指す場合もあります。

金ETF

金ETF(ゴールドETF)。金価格への連動を目指す上場投資信託のこと。証券取引所に上場しており、株式と同様の手法で金への投資が可能。現物を保有する際に発生する保管・保険コストや鑑定の手間を省けるメリットがある。インフレヘッジや地政学リスクに対する分散投資手段として、機関投資家から個人投資家まで広く活用されている。

価格変動リスク

価格変動リスク(かかくへんどうりすく)とは、株式、債券、外国為替、コモディティ(商品)などの金融資産の価格が将来変動することによって、資産価値に損失が生じる、あるいは利益が不確実になる可能性のこと。 一般的に「リスク」という言葉は「危険」や「損失」のみを指すことが多いが、投資の世界では「リターン(収益)の振れ幅の大きさ」を指す。つまり、大きく値下がりする可能性がある資産は、同時に大きく値上がりする可能性も持っているため「リスクが高い」と表現される。逆に、預金や国債のように価格変動が小さいものは「リスクが低い」とされる。 企業経営においては、保有する有価証券の価値変動や、原材料価格の変動などがこれに該当し、デリバティブ取引などを用いてリスクを回避(ヘッジ)することが財務戦略の重要な要素となる。個人投資家においては、複数の異なる資産に投資する「分散投資」や、購入時期を分散する「時間分散」を行うことで、この価格変動リスクを一定程度コントロールすることが可能である。「市場リスク」とも呼ばれる。

株高

株高(かぶだか)とは、株式市場全体の相場水準、あるいは特定の株式価格が上昇している、または高い水準で推移している状態を指す。一般的に、企業の業績向上、好景気、金融緩和政策、自国通貨安(円安など)といった要因により、株式への需要が供給を上回ることで発生する。株高になると、保有資産の価値上昇によって個人消費が活発になる「資産効果」や、企業の資金調達コストの低下による設備投資の活性化など、経済全体にプラスの影響を与えることが多い。対義語は「株安(かぶやす)」である。