ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

倒産

経営・財務
2026-03-01 時点の情報です

倒産とは、企業が負債を支払えなくなった状態を指します。具体的には、支払期日が到来した債務(借金や買掛金など)を履行できなくなった場合に、法的な手続き(破産手続や民事再生手続など)を経て、企業活動を終了させるか、あるいは再建を図ることをいいます。経済活動におけるリスクの一つとして、企業の信用力や経営判断の重要性を示唆する概念です。倒産は、従業員の雇用、取引先への影響、株主価値の毀損など、多岐にわたる経済的・社会的な影響を伴います。一方で、市場経済においては、経営不振の企業が退出することで、より生産性の高い企業への資源配分が促進され、経済全体の効率性が向上するという側面も持ち合わせています。

📚 関連する用語

NAV

Net Asset Value. 投資信託、特に不動産投資信託(REIT)などが保有する資産の総額から負債総額を差し引いた差額。投資法人の純資産価値を示す指標であり、一般的にNAVが市場価格(基準価額)を上回ることは割安、下回ることは割高と判断されることがある。

営業利益率

売上高に対する営業利益の割合を示す収益性指標。企業が本業において、売上から売上原価および販売費・一般管理費を差し引いた後に、どの程度の利益を創出できているかを測定する。算出式は「営業利益 ÷ 売上高 × 100」。数値が高いほど、収益力やコスト管理能力、市場における競争優位性が高いと判断される。

当期純利益

当期純利益とは、企業会計期間の最終的な利益のことです。会計期間におけるすべての収益から、売上原価、販売費及び一般管理費、営業外費用、特別損失、法人税等といったすべての費用を差し引いた残りの金額を指します。この数値は、企業の収益性を示す最も重要な指標の一つであり、株主への配当の原資となるほか、企業の内部留保として将来の事業活動に再投資されることもあります。投資家やアナリストは、企業の当期純利益の推移や同業他社との比較を通じて、その企業の経営状況や将来性を評価します。また、当期純利益は、貸借対照表の繰越利益剰余金に加算され、企業の純資産を増加させる要因となります。

貸借対照表 (バランスシート)

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)とは、企業のある一定時点における財政状態を資産、負債、純資産の3つの区分で示した財務諸表の一つです。英語でBalance Sheetと呼ぶことから「B/S(ビーエス)」や「バランスシート」とも呼ばれます。表の左側(借方)には現金や建物などの運用形態を示す「資産」を記載し、右側(貸方)には銀行からの借入金などの返済義務がある「負債」と、株主からの出資など返済義務のない「純資産」を記載します。会計上、左側の合計(資産)と右側の合計(負債+純資産)は必ず一致する仕組みとなっており、これにより企業がどのように資金を調達し、それを何に投資しているかを把握できます。損益計算書(P/L)とともに、企業の経営分析や投資判断において欠かせない主要な決算書類です。