ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

国際金融協会

金融
2026-03-02 時点の情報です

国際金融協会(こくさいきんゆうきょうかい)とは、世界中の金融機関が会員となっている国際的な業界団体です。1983年に、国際的な債務問題への対応策を協議するために設立されました。主な活動内容は、新興市場国に関する経済・金融データの収集と分析、金融市場の安定化に向けた提言、規制改革に関する意見表明などです。IIFが発表するレポートや提言は、世界経済や金融市場の動向を把握する上で重要な情報源として活用されています。

📚 関連する用語

利上げ

利上げとは、中央銀行が政策金利を引き上げることを指します。政策金利の引き上げは、一般的にインフレーション(物価上昇)を抑制するために行われます。金利が上昇すると、個人の消費や企業の投資が抑制されるため、需要が減少し、物価の安定につながると考えられています。例えば、日本銀行が政策金利を引き上げると、銀行間の取引金利が上昇し、その影響で住宅ローン金利や企業の借入金利も上昇する可能性があります。これにより、住宅購入や設備投資を控える動きが広がり、経済全体の過熱を抑制する効果が期待されます。ただし、急激な利上げは景気後退を招くリスクもあるため、中央銀行は経済状況を慎重に見極めながら、段階的に利上げを実施することが一般的です。また、利上げは為替レートにも影響を与え、一般的にはその国の通貨高につながるとされています。

信用情報

信用情報(しんようじょうほう)とは、クレジットやローンなどの契約内容、支払状況、残高などの取引事実を登録した個人の履歴のことです。これらの情報は指定信用情報機関(主にCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3機関)によって管理・共有されています。金融機関は、新規のクレジットカード発行やローンの審査において、申込者の「信用力」を客観的に判断するためにこの情報を照会します。期日通りの返済は良好な信用として蓄積されますが、延滞や代位弁済、自己破産などの事実は「事故情報(いわゆるブラックリスト)」として一定期間記録が残り、その間は新たな金融サービスの利用が著しく制限されることになります。

積立利率

積立利率(つみたてりりつ)とは、主に積立型の保険商品において、契約者が支払った保険料から、保険金支払いのための財源や保険会社の運営に必要な諸経費などを差し引いた「積立金」に対して適用される利息の割合のことです。銀行預金の利息と混同されやすいですが、支払った保険料の総額(額面)に対して直接かかるわけではない点に注意が必要です。一般的に、市場金利の動向に合わせて定期的に見直される「積立利率変動型」と、契約時に一定の利率が固定される「積立利率固定型」があります。資産形成としての保険を検討する際は、この利率だけでなく、手数料にあたる諸経費や解約返戻金の推移などを総合的に判断し、実質的な利回りを把握することが重要とされています。

ポイント還元

ポイント還元(ぽいんとかんげん)とは、商品やサービスの購入金額に応じて、一定の割合で次回以降の支払いに充当できる独自のポイントを顧客に付与する仕組みのことです。広義には「ポイントプログラム」や「ロイヤリティプログラム」とも呼ばれます。企業側には、顧客を自社の経済圏に繋ぎ止める「囲い込み」や、ポイント利用を目的としたリピート購入を促す狙いがあります。近年ではキャッシュレス決済の普及に伴い、クレジットカード会社やスマートフォン決済事業者が、自社のプラットフォーム利用を促進するために競って還元率を設定するケースが目立っています。また、企業はポイント発行を通じて消費者の属性や購買履歴などのビッグデータを蓄積し、マーケティング施策の最適化や新商品開発に活用しています。消費者にとっては、生活費の実質的な節約に繋がる「ポイ活」として親しまれていますが、ポイントには有効期限や利用単位が設定されていることが多いため、条件を正しく把握して管理することが求められます。