ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

満期

金融
2026-03-01 時点の情報です

満期とは、契約や約束事において定められた期間が終了する時点のことを指します。金融取引においては、預金の満期、ローンの満期、債券の満期など、様々な場面で用いられます。預金の満期が来ると、元本と利息(所定の利率に基づく)が払い戻されます。ローンの満期は、借入金の返済が完了する最終期限を意味し、この日までに全額を返済する必要があります。債券の満期(償還日とも呼ばれます)には、発行元が債券の額面金額を投資家に返済します。満期を意識した資金計画や、投資戦略の立案は、個人の資産形成や企業の資金繰りにおいて不可欠な要素となります。

📚 関連する用語

国際決済銀行

国際決済銀行(こくさいけっさいぎんこう)とは、各国の中央銀行(日本の日本銀行や米国のFRBなど)を株主とし、中央銀行間の政策協力を推進するために設立された国際機関のことです。スイスのバーゼルに本部を置き、英語表記の「Bank for International Settlements」の頭文字をとって「BIS」とも呼ばれます。 「中央銀行の中の中央銀行」と形容され、各国の通貨当局からの預金の受け入れや、国際金融市場のデータ収集・分析を行っています。また、銀行経営の健全性を維持するために、保有資産に対してどれだけの自己資本を持つべきかを定めた国際的な統一基準(バーゼル規制/BIS規制)を策定する場としても広く知られています。これにより、世界的な金融システムの安定性を維持する重要な役割を担っています。

デフォルト(債務不履行)

債務不履行(さいむふりこう)とは、債務者が契約上の義務を果たさない状態のことです。一般的には「デフォルト」とも呼ばれます。具体的には、債券の発行体(国や企業)が利息の支払いや元本の償還を期日通りに行えなくなる事態を指します。原因は経営破綻や経済危機、政治的な混乱など多岐にわたります。デフォルトが発生すると、その発行体の信用格付けは著しく低下し、市場での資金調達が非常に困難になります。また、国がデフォルト(ソブリン・デフォルト)した場合は、通貨安や急激なインフレを引き起こし、国民生活やグローバルな金融市場に極めて大きな混乱をもたらす要因となります。

国際通貨基金

国際通貨基金(こくさいつうかききん、International Monetary Fund、略称:IMF)は、国際金融の安定と国際協力の促進を目的とする国際機関です。1944年のブレトン・ウッズ協定に基づいて設立され、1945年に発足しました。主な活動として、為替相場の安定、国際収支の調整、経済危機に瀕した国への融資などがあります。IMFは、加盟国の経済状況を監視し、政策に関する助言も行います。また、開発途上国に対する技術支援も提供しています。IMFの活動は、世界経済の安定に不可欠であり、各国の経済政策に大きな影響を与えています。

格付け

信用格付け(しんようかくづけ)とは、国や企業が発行する債務(債券など)の支払い能力を、専門の第三者機関である「格付機関」が調査・分析し、アルファベットなどの記号でランク付けしたものを指します。一般的に「格付け」と呼ばれます。評価の基準は、借りた元本や利息が約束通り支払われる確実性の度合いであり、最高位のAAA(トリプルエー)から順に評価が下がっていきます。格付けは投資家にとって投資リスクを判断するための重要な指標となるだけでなく、発行体である企業や国にとっては資金調達コスト(金利)を左右する極めて重要な要素です。格付けが高いほど信頼性が高く低金利で資金を借りられますが、格付けが低い場合は信用リスクを補うために高い金利を支払う必要があります。主要な格付機関としては、米国のS&Pグローバル・レーティングやムーディーズ、日本の格付投資情報センター(R&I)などが広く知られています。