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為替介入

経済
2026-03-04 時点の情報です

為替介入(外国為替市場介入)とは、通貨当局が為替相場の安定を図るために市場で通貨の売買を行うこと。日本では財務大臣の指示に基づき、日本銀行が実務を遂行する。急激な円安局面では外貨準備を用いた「円買い・ドル売り介入」が行われ、円安による物価高を抑制する狙いがある。多額の公的資金を投じることで市場の需給バランスを調整し、投機的な動きを牽制する効果を持つ。

📚 関連する用語

アメリカ合衆国貿易代表部

アメリカ合衆国貿易代表部(Office of the United States Trade Representative, USTR、略称: USTR)とは、アメリカ合衆国大統領に直属し、同国の通商政策の策定、国際貿易交渉、貿易関連の紛争解決などを担当する政府機関です。しばしば「グリア米通商代表部」のような担当者名や部署名として言及されることもあります。USTRは、関税の引き上げ・引き下げ、自由貿易協定(FTA)の締結、多角的貿易体制(WTOなど)におけるアメリカの立場表明など、多岐にわたる活動を行っています。これらの活動は、アメリカ国内の産業保護や消費者の利益、そして国際経済の秩序に影響を与えるため、世界中から注目されています。特に、日本を含む主要貿易国との二国間交渉や、貿易摩擦の解決において重要な役割を担っています。

小型モジュール炉

小型モジュール炉(こがたもじゅーろ)とは、工場で製造された炉を現場で組み立てるタイプの小型原子炉のことです。SMR(Small Modular Reactor)とも呼ばれます。従来の大型原子炉に比べて建設期間が短く、設置場所の自由度が高いという特徴があります。再生可能エネルギーの出力変動を補完する基幹電源や、工業団地、データセンターなどの需要地近傍での電力供給、さらには海水淡水化プラントなどへの熱供給といった多様な用途での活用が期待されており、エネルギー安全保障や脱炭素化に貢献する技術として注目されています。

リセッション

リセッションとは、景気循環の過程において景気が後退する局面のこと。日本語では「景気後退」と訳されます。一般的には、実質国内総生産(GDP)が2四半期連続で前期比マイナス成長となった状態を指すことが多く、これを「テクニカル・リセッション」と呼ぶこともあります。景気がピーク(山)に達した後に下降し、ボトム(谷)に至るまでの期間を指します。リセッションが起きると、消費者の購買意欲が減退し、企業の売上や利益が減少するため、失業率の上昇や株価の下落が起こりやすくなります。政府や中央銀行は、この局面を脱するために政策金利の引き下げや公共投資の拡大といった景気刺激策を講じることが一般的です。

為替相場

為替相場(かわせそうば)とは、異なる国の通貨同士を交換する際の比率、すなわち為替レートが変動する市場のことを指します。例えば、日本円と米ドルの交換比率が「1ドル=150円」といった形で示されます。この為替レートは、両国の経済成長率、金利差、インフレ率、政治的安定性、そして国際的な需要と供給のバランスなど、多岐にわたる要因によって常に変動します。輸出入を行う企業にとっては、製品の価格競争力や原材料の調達コストに直接影響するため、為替相場の動向は経営戦略上、極めて重要な要素となります。また、海外旅行や輸入品の価格にも影響を及ぼすため、一般生活者にとっても無関係ではありません。外国為替市場において、通貨の売買を通じて為替相場は形成され、国際経済の活況や停滞を反映する指標の一つとも言えます。