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金融政策決定会合
金融政策決定会合(きんゆうせいさくけっていかいごう)とは、日本銀行(日銀)の最高意思決定機関である政策委員会が、金融政策の具体的な方針を決定するために開催する会合のことです。 この会合では、政策金利の誘導目標(金利の上げ下げ)や、国債などの資産買入れ方針(公開市場操作)など、通貨および金融調節に関する重要事項が審議・決定されます。総裁、副総裁(2名)、審議委員(6名)の計9名による多数決で決定され、開催頻度は年8回、各回2日間の日程で行われます。 会合終了後には決定内容が直ちに公表され、同日午後に日銀総裁による記者会見が行われます。ここでの決定は、為替相場(円安・円高)、株価、住宅ローン金利、企業の資金調達コストなどに直接的かつ甚大な影響を及ぼすため、国内外の市場関係者や経済界から極めて高い注目を集めます。また、年4回(1月・4月・7月・10月)は、日銀の経済見通しを示した「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」も併せて公表されます。
ペイオフ
ペイオフとは、金融機関が破綻した場合に、預金保険法に基づいて預金保険機構が預金者に対して預金の払い戻しを保証する制度のことです。正式には預金保険制度における「預金等の直接支払」を指します。日本では預金者1人につき、1つの金融機関ごとに元本1,000万円までとその利息が保護の対象となります。1,000万円を超える部分については、破綻した金融機関の財産の状況に応じて支払われますが、全額が戻らない可能性があるため、資産を複数の銀行に分散させるなどの対策が必要となる場合があります。なお、決済用預金(無利息・即時支払・決済サービス提供可能の3条件を満たす預金)については、全額が保護対象となります。この制度があることで、万が一の銀行破綻時にも預金者のパニックを防ぎ、金融システム全体の安定を図る役割を担っています。
住宅ローン
住宅ローン(じゅうたくろーん)とは、個人が自ら居住するための住宅の購入、建築、または増改築を目的として、銀行や信用金庫、労働金庫などの金融機関から融資を受ける仕組みのことです。一般的に借入期間が最長35年など非常に長期にわたることが特徴で、対象となる不動産に対して金融機関が「抵当権」を設定します。これにより、万が一返済が滞った場合には物件を競売にかけて回収する権利が担保されます。金利タイプには、市場の動向に合わせて金利が見直される「変動金利型」や、一定期間または全期間の金利が変わらない「固定金利型」があり、選択肢によって返済計画のリスクとメリットが異なります。また、税制面では「住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)」が設けられており、年末のローン残高に応じて所得税等から一定額を控除できるなど、国の持ち家政策とも深く関わっています。
イールドカーブ
イールドカーブ(いーるどかーぶ)とは、債券の残存期間(満期までの期間)と利回りの関係を表したグラフのことです。日本語では「利回り曲線」とも呼ばれます。横軸に期間、縦軸に利回りをとり、通常は期間が長いほど利回りが高くなる右肩上がりの曲線(順イールド)を描きます。反対に、短期金利が長期金利を上回る状態を「逆イールド」と呼び、これは景気後退の前兆とされています。投資家の将来予測や中央銀行の金融政策を分析する上で極めて重要な指標です。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典