📚 関連する用語
リース
リースとは、物品の所有者(貸付人)が、利用者(借受人)に対して、その物品を使用する権利を一定期間、貸し付ける契約です。利用者は、毎月一定の料金(リース料)を支払うことで、その物品を使用することができます。購入と異なり、高額な初期費用なしで最新の設備や車両などを導入できるため、企業にとっては設備投資の効率化やキャッシュフローの改善に繋がります。個人でもカーリースなどを通じて、負担を抑えながら車を所有・利用することが可能です。契約期間や条件は様々で、メンテナンス費用が含まれる場合や、契約満了後に所有権が移転する(購入)場合もあります。
先物市場
先物市場(さきものしじょう)とは、将来のあらかじめ定められた期日に、特定の商品や金融指標を、現時点で取り決めた価格で売買することを約束する取引(先物取引)が行われる市場のことです。 その場で商品と代金を交換する「現物市場」と対比される概念です。取引の対象は、原油・金・穀物などの「コモディティ(商品)」や、日経平均株価や債券などの「金融指数」など多岐にわたります。 この市場の主な役割は、将来の価格変動リスクを回避(ヘッジ)することと、価格変動を利用して利益を得る(スペキュレーション)ことです。日本では江戸時代に大阪の堂島米会所で行われた帳合米取引が世界最古の先物取引の一つと言われており、現代経済においても物価の安定や将来の経済予測において重要な機能を果たしています。
銀価格
銀の市場取引価格。貴金属としての希少性と、工業用素材としての実需の両面から価格が決定される。金と同様にインフレヘッジ(物価上昇による資産価値減少の回避)の手段とされるほか、太陽光発電や電気自動車(EV)などの環境技術に不可欠な素材であるため、世界的な脱炭素化の進展に伴い需要が増大する傾向にある。ロンドン市場やニューヨーク市場での国際価格が指標となる。
マイナス金利解除
日本銀行が実施してきた大規模な金融緩和策の一つである「マイナス金利政策」を終了すること。民間金融機関が日本銀行に預け入れる当座預金の一部に適用されていた年マイナス0.1%の金利を撤廃し、短期金利の誘導目標を0〜0.1%程度に引き上げる措置などを指す。デフレ脱却と物価上昇目標の安定的な達成が見込まれる状況で行われる。銀行の収益改善や預金金利の上昇、住宅ローン金利への波及、為替相場の変動など、経済全般に多大な影響を及ぼす金融政策の正常化に向けた大きな一歩とされる。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典