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積立利率
積立利率(つみたてりりつ)とは、主に積立型の保険商品において、契約者が支払った保険料から、保険金支払いのための財源や保険会社の運営に必要な諸経費などを差し引いた「積立金」に対して適用される利息の割合のことです。銀行預金の利息と混同されやすいですが、支払った保険料の総額(額面)に対して直接かかるわけではない点に注意が必要です。一般的に、市場金利の動向に合わせて定期的に見直される「積立利率変動型」と、契約時に一定の利率が固定される「積立利率固定型」があります。資産形成としての保険を検討する際は、この利率だけでなく、手数料にあたる諸経費や解約返戻金の推移などを総合的に判断し、実質的な利回りを把握することが重要とされています。
イールドカーブコントロール
イールドカーブコントロール(Yield Curve Control, YCC)とは、中央銀行が長期金利の操作目標を設定し、その目標水準を達成・維持するために、公開市場操作(国債の買い入れなど)を通じて金融市場の金利をコントロールする金融政策のことです。イールドカーブとは、債券の満期までの期間と、その債券の利回り(イールド)の関係を示したグラフのことですが、一般的には満期が長いほど利回りは高くなる傾向があります。イールドカーブコントロールは、このイールドカーブの形状、特に長期金利を望ましい水準に誘導することで、経済活動を刺激したり、物価の安定を図ったりすることを目的としています。例えば、日本銀行は2016年9月に「イールドカーブ・コントロール」を導入し、長期金利操作(10年物国債利回り)を「ゼロ%程度」とする方針を掲げました。この政策は、市場金利の安定化や、金融緩和効果の持続を狙ったものです。しかし、長期間にわたる超低金利の維持や、中央銀行による国債買い入れの長期化は、市場機能の低下や中央銀行のバランスシートの肥大化といった副作用も招く可能性が指摘されています。
外国為替市場
外国為替市場とは、異なる国の通貨を交換・取引する市場のことです。略称は「外為市場」です。銀行、証券会社、投資ファンドなどの金融機関が、インターバンク市場と呼ばれる市場で通貨の売買を行います。また、近年では個人投資家もFX(外国為替証拠金取引)を通じて外為市場に参加する機会が増えています。外国為替市場の相場は、各国の経済状況、金利政策、政治情勢など、様々な要因によって変動します。この変動は、輸出入企業の収益、海外旅行の費用、輸入品の価格など、私たちの経済活動や生活に大きな影響を与えます。外国為替市場は24時間取引が行われており、世界経済の動向を反映する重要な指標の一つとなっています。
クレジットカード
クレジットカードとは、カード会員がカード発行会社(イシュア)と加盟店(マーチャント)との間で、カード会員の信用に基づいて、カード発行会社が加盟店に立て替えて支払うことにより、カード会員はカード発行会社に後日代金を支払うことを約束する、信用供与を伴う決済システムのことです。利用者は、手元に現金がなくても商品やサービスを購入することができ、後日まとめて支払いや分割払いなどが可能になります。この信用供与の仕組みにより、現代の消費経済やビジネス取引において、決済手段として広く普及しています。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典