ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

iDeCo

税金・制度
2026-03-02 時点の情報です

iDeCo(こじんがたかくていきょしゅつねんきん)とは、個人型確定拠出年金とは、公的年金に上乗せして給付を受けるための私的年金制度の一つであり、「iDeCo(イデコ)」という愛称で広く知られています。国民年金や厚生年金といった公的年金制度に加入している人が、任意で加入できます。毎月の掛け金を自分で拠出し、定期預金、保険、投資信託など、複数の運用商品の中から自分で選択して運用します。掛け金は全額所得控除の対象となり、運用益も非課税で再投資されるため、税制上の優遇措置が大きくなっています。将来の年金受給額を増やすための手段として注目されており、特に自営業者やフリーランス、企業年金制度のない会社員などに利用されています。60歳以降に、年金または一時金として受け取ることができます。

📚 関連する用語

雇用保険

雇用保険(こようほけん)とは、労働者が失業した場合や、雇用の継続が困難になった場合に、生活の安定や再就職の促進を目的として給付を行う公的な保険制度です。一般的に「失業保険」という通称で呼ばれることも多いですが、正式名称は雇用保険です。主な役割は、離職後の生活を支える「基本手当(失業手当)」の支給に加え、自発的なキャリアアップを支援する「教育訓練給付」、育児休業中の所得を補償する「育児休業給付」、家族の介護のための「介護休業給付」など多岐にわたります。国が運営する強制加入の制度であり、一定の労働条件(週の所定労働時間が20時間以上かつ31日以上の雇用見込みがある場合など)を満たす全ての労働者が対象となります。保険料は労働者と事業主(会社)の両者が負担し、景気の変動や雇用情勢の悪化に備えるための社会的なセーフティネットとして、日本の労働環境を支える重要な柱となっています。

確定申告不要制度

一定の所得がある個人に対し、本来課される確定申告の義務を免除する制度。主に所得税法上の規定に基づき、給与所得者の副業所得が20万円以下である場合や、源泉徴収を選択した特定口座内での上場株式等の譲渡所得・配当所得などが対象となる。納税手続きの簡素化を図るための仕組みであるが、住民税においては別途申告が必要な場合がある等、適用範囲には留意が必要である。

公共事業

公共事業とは、国や地方自治体が、道路、橋、ダム、空港、上下水道、公立学校、公園、災害対策施設など、国民生活や社会経済活動の基盤となる施設を建設・整備・維持管理することです。これらの事業は、民間企業だけでは採算が合わない、あるいは長期的な視点での整備が必要な場合が多く、税金や国債などの公的資金を財源として実施されます。公共事業は、経済の活性化(景気対策としての公共投資)や、国民の安全・安心の確保、生活の利便性向上、産業の発展など、多岐にわたる目的を持って行われます。また、災害時の復旧・復興や、将来的な人口減少・高齢化社会への対応といった、社会的な課題解決にも貢献する役割を担っています。

所得控除

所得控除(しょとくこうじょ)とは、所得税や住民税などの税額を算出する過程で、納税者の個人的な事情を考慮して所得金額から一定の金額を差し引く制度のことです。税金は個人の「担税力」、つまり税を負担する能力に応じて課されるべきという考え方(応能負担の原則)に基づいています。具体的には、すべての納税者に一律で適用される「基礎控除」のほか、家族構成に応じた「配偶者控除」や「扶養控除」、多額の医療費を支払った際の「医療費控除」、生命保険料を支払った際の「生命保険料控除」、地震保険料を支払った際の「地震保険料控除」など、全部で15種類ほどが存在します。所得からこれらの控除額を合計して差し引いた後の金額が「課税所得」となり、これに税率を乗じることで最終的な税額が決定します。会社員などの給与所得者は主に「年末調整」で、個人事業主や一定の条件に該当する会社員は「確定申告」を通じてこれらの控除を適用させます。制度の内容を正しく理解し、漏れなく申告することは、手取り額を最大化させるための家計管理や資産形成において非常に重要な知識となります。