ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

歳入

税金・制度
2026-03-01 時点の情報です

歳入(さいにゅう)とは、国や地方公共団体が、その歳出(国の行政サービスや公共事業などにかかる費用)に充てるために、租税(税金)、国債(借金)、その他の収入として調達する現金の総額を指します。歳入の大部分は租税収入であり、景気変動や経済政策によってその額は大きく影響を受けます。歳入の安定した確保は、国の財政運営の基盤となります。

📚 関連する用語

NISA(少額投資非課税制度)

NISA(にーさ)または少額投資非課税制度(しょうがくとうしひかぜいせいど)とは、株式や投資信託などの金融商品への投資から得られる利益(譲渡益や配当金)が非課税となる日本の税制優遇制度です。通常、投資によって得られた利益には所得税・住民税を合わせて20.315%の税金が課されますが、NISA口座内で購入した商品については、一定の制限内でこの税金が免除されます。2024年1月からは「新NISA」として制度が抜本的に拡充され、非課税保有期間が無期限化されたほか、年間投資枠の拡大や、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能となりました。個人の「貯蓄から投資へ」の流れを加速させ、国民の中長期的な資産形成を支援することを目的として運用されています。

103万の壁

103万円の壁とは、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計額を指し、これを超えると所得税が課税される基準。近年の物価上昇や最低賃金の引き上げに伴い、この基準を現行の103万円から178万円程度へ引き上げる議論が活発化している。引き上げが実現した場合、働く人の手取り額が増加し、個人消費の拡大が期待される。また、扶養範囲内に収めるための就業調整が解消されることで、特にサービス業や小売業における労働供給の増加が見込まれ、深刻な人手不足の緩和に寄与するとされている。

ふるさと納税

ふるさと納税(ふるさとのうぜい)とは、都道府県や市区町村に対して寄付(納税)を行った場合に、寄付額のうち2,000円を超える部分について、一定の上限まで所得税と住民税から原則として全額が控除される日本の税制制度です。自分が生まれ育った「ふるさと」に限らず、応援したい自治体を自由に選んで寄付できるのが特徴です。寄付を受けた自治体からは、感謝の印として地域の特産品などの「返礼品」が送られることが一般的となっており、実質的な自己負担額2,000円で様々な物品を受け取れることから広く普及しました。本来の目的は、地方と大都市の税収格差を是正し、地方創生を支援することにあります。しかし、豪華な返礼品による自治体間の寄付獲得競争が過熱したため、総務省により「返礼品は寄付額の3割以下」「地場産品に限る」といったルールの厳格化が進められています。

確定申告

確定申告(かくていしんこく)とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得と、それに対する所得税の額を計算し、翌年の2月16日から3月15日までの間に税務署へ申告・納税する手続きのことです。納めすぎた税金の還付を受ける「還付申告」も含まれます。通常、企業に勤務する給与所得者は会社が「年末調整」を行うため原則として不要ですが、副業の所得が20万円を超える場合や、年間10万円以上の医療費を支払った際の「医療費控除」、寄附金控除(ふるさと納税など)を適用する場合には、個人での申告が必要となります。近年では国税電子申告・納税システムである「e-Tax(イータックス)」が普及しており、利便性が向上しています。正しい知識を持つことで節税にもつながる、重要な経済的手続きの一つです。