リターン
リターンとは、投資や経済活動を行った結果として得られる収益、または損益のこと。一般的には「見返り」や「戻り」を意味する英単語(Return)だが、金融分野では「投資収益」や「投資収益率」を指す用語として用いられる。 投資におけるリターンは主に2つの要素から構成される。一つは、株式の配当金や債券の利子、不動産の家賃収入など、資産を保有しているだけで継続的に得られる「インカムゲイン」。もう一つは、購入価格と売却価格の差によって生じる売買差益である「キャピタルゲイン」である。これらを合計した総合的な収益を「トータルリターン」と呼ぶこともある。 また、リターンは必ずしもプラス(利益)だけを意味するものではなく、投資元本を割り込んだ場合は「マイナスのリターン(損失)」と表現される。投資の世界には「リスクとリターンはトレードオフの関係にある」という原則があり、高いリターンを期待すればするほど、損失を被る可能性(リスク)も高まる傾向がある。 ビジネスシーンにおいては、プロジェクトや施策に対する費用対効果(ROI:Return On Investment)の文脈で使われるほか、人材育成や自己研鑽における成果を指して用いられることもある。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典