ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

ファンドマネージャー

投資
2026-03-02 時点の情報です

ファンドマネージャーとは、投資家から預かった資産(ファンド)の運用において、具体的な投資銘柄の選定や売買のタイミング、資産配分の決定を行う専門職のことです。主な所属先は投資信託委託会社(アセットマネジメント会社)や生命保険会社、信託銀行などの機関投資家です。業務内容は、マクロ経済や市場動向の分析から、個別企業への調査・取材、リスク管理に基づいたポートフォリオ(資産の組み合わせ)の構築まで多岐にわたります。運用手法には、日経平均株価などの指数(ベンチマーク)への連動を目指す「パッシブ運用」と、市場平均を上回る収益を目指す「アクティブ運用」があり、特にアクティブ運用においてその手腕が試されます。高度な金融知識と投資判断能力が求められ、その運用成果は投資家の利益投資信託の基準価額に直接反映されるため、極めて専門性と責任感の強い職業として位置付けられています。

📚 関連する用語

ビットコイン

ビットコインとは、2009年に登場した、世界で初めての暗号資産(仮想通貨)です。ブロックチェーンという、取引記録を鎖(チェーン)のように繋げて管理する技術を基盤としています。中央管理者が存在せず、P2P(ピアツーピア)ネットワーク上で個人間で直接、価値の移転を行うことができます。ビットコインは、インターネット上でやり取りできるデジタルな通貨であり、その供給量には上限が定められています。近年では、決済手段としての利用だけでなく、価格変動の大きさを背景に、投機的な側面や投資対象としての性質も注目されています。正式名称は「ビットコイン」であり、一般的に「BTC」というシンボルで表されます。略称や通称はなく、そのまま「ビットコイン」と呼ばれます。その技術は、後の多くの暗号資産(アルトコイン)の基盤となっています。

ボラティリティ

ボラティリティとは、資産価格の変動の激しさを表す指標のこと。一般的に、価格変動が大きい場合を「ボラティリティが高い」、小さい場合を「ボラティリティが低い」と表現する。金融工学においては、収益率の標準偏差として計算され、リスクの度合いを測る尺度として利用される。過去のデータに基づく「ヒストリカル・ボラティリティ」と、オプション価格などから将来の変動を予測する「インプライド・ボラティリティ」の2種類が存在する。投資家心理が不安定な局面ではこの数値が上昇する傾向にあるため、市場の不確実性を示すバロメーターとしても重要視されている。

イーサリウム

イーサリウム(Ethereum)とは、ヴィタリック・ブテリン氏らによって開発された、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームおよびそのネイティブ通貨(ETH)のことです。ビットコインが主に「価値の移転」に焦点を当てているのに対し、イーサリウムは「スマートコントラクト」と呼ばれる、プログラム可能な契約機能をブロックチェーン上で実行できる点が最大の特徴です。これにより、金融サービス(DeFi)、ゲーム、NFT(非代替性トークン)、サプライチェーン管理など、多岐にわたる分野での応用が可能です。イーサリウムのネットワーク上で動作するアプリケーションは、中央集権的な管理者を必要とせず、改ざんが困難なブロックチェーン上に記録されるため、高い透明性とセキュリティが期待されています。ETHは、ネットワークの利用手数料(ガス代)の支払いや、プラットフォーム内での価値交換手段として利用されます。近年、イーサリアムはPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)への移行(The Merge)を完了し、エネルギー効率の改善やスケーラビリティの向上を目指しています。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、運用の専門家であるファンドマネージャーが、独自の市場見通しや企業調査に基づき、日経平均株価やTOPIXといった特定の市場指数(ベンチマーク)を上回る運用成果を目指す投資信託のことです。 運用手法としては、割安な銘柄を探す「バリュー投資」や、高い成長が見込まれる銘柄に投資する「グロース投資」など、ファンドごとに多様な戦略が取られます。市場指数に連動することを目指す「インデックスファンド(パッシブファンド)」と比較して、銘柄選定や売買に高度な分析と手間を要するため、投資家が負担する信託報酬(管理費用)が相対的に高く設定されるのが一般的です。 近年、コストの低さからインデックス運用が主流となりつつありますが、アクティブファンドは特定のテーマ(DX、ESG、中小型株など)に特化した投資ができる点や、市場が下落傾向にある際にも銘柄選択によって損失を抑えたり、高い収益を狙ったりできる点に独自の価値があります。投資家にとっては、自らの投資方針やリスク許容度に合わせて選択すべき有力な選択肢の一つです。