ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

経済指標

経済
2026-03-02 時点の情報です

経済指標(けいざいしひょう)とは、各国の政府や中央銀行、省庁などが定期的に発表する、経済活動の状況を数値化した統計データの総称です。代表的なものに、国内総生産(GDP)、消費者物価指数(CPI)、完全失業率、日銀短観、米国雇用統計などがあります。これらは景気の現状把握や将来予測を行うための重要な判断材料となり、政府の金融政策財政政策の決定に用いられるほか、企業の経営戦略や投資家の売買判断にも多大な影響を与えます。一般的に、景気の動きに先行して動く「先行指数」、一致して動く「一致指数」、遅れて動く「遅行指数」の3つに分類され、分析の目的に応じて使い分けられます。為替市場や株式市場などの金融市場は、これらの指標の結果と事前予想との乖離(かいり)によって大きく変動する傾向があります。

📚 関連する用語

米国通商代表部 (USTR)

アメリカ合衆国通商代表部(あめりかごうしゅうこくとおつうしょうだいひょうぶ)とは、アメリカ合衆国大統領に直属し、国際貿易政策の立案、交渉、実施を担当する政府機関です。略称はUSTR(ユーエスティーアール)として広く知られています。USTRは、アメリカの貿易上の利益を保護・促進することを目的とし、二国間および多国間の貿易交渉において、アメリカ政府の代表を務めます。関税、非関税障壁、知的所有権保護、貿易救済措置など、幅広い貿易関連問題に取り組み、国際貿易協定の策定や執行にも深く関与しています。その活動は、アメリカ国内の産業や消費者だけでなく、国際経済全体に大きな影響を与えています。

トリプル安

証券市場において、株式相場、債券相場、そして為替相場(自国通貨)の3つの指標が同時に下落する現象。一般に、その国の経済的信用や成長性に対する不透明感が強まった際に発生しやすく、資本流出の加速や輸入物価の上昇を伴うことが多い。

ISM製造業景況指数

ISM製造業景況指数(ISMせいぞうぎょうけいきょうしすう)とは、米国のISM(Institute for Supply Management)が毎月発表する、アメリカの製造業の景況感を示す経済指標です。この指数は、全米の製造業企業の購買担当者からのアンケート調査に基づいており、新規受注、生産、雇用、入荷、在庫などの項目について、景況感の良し悪しを判断します。指数が50を上回る場合は景気の拡大を示唆し、50を下回る場合は景気の後退を示唆すると解釈されます。この指数は、アメリカ経済全体の動向や、ひいては世界経済の動向を占う上で重要な参考指標として注目されています。

日本売り

投資家が日本円、日本株、日本国債などの日本に関連する資産を売却し、資金を海外へ流出させる現象。日本の経済成長率の低迷、財政悪化、人口減少、金利差などが要因となる。これが進行すると、為替市場では急激な円安が進行し、輸入コスト増による国内の物価上昇や、国際的な購買力の低下を招く。