📚 関連する用語
定率売却
保有する金融資産(主に投資信託など)を、あらかじめ決めた一定の割合で定期的に売却する手法。資産残高に応じて売却額が変動するため、相場下落時に過度な口数を売却することを防ぎ、資産寿命を延ばす効果があるとされる。定額売却と比較して、長期的な資産維持に適した出口戦略のひとつ。
リスク許容度
投資家が運用の結果生じる損失に対して、どの程度まで受け入れられるかという耐性のこと。年齢、年収、資産状況、家族構成、投資経験、心理的な許容範囲などの諸要因によって決定される。リスク許容度を超えた運用は、相場急変時の冷静な判断を妨げ、資産形成の継続を困難にするため、ポートフォリオ構築において最も基礎的かつ重要な概念の一つとされる。
アナリスト
アナリストとは、市場動向、経済情勢、個別企業の財務状況などを調査・分析し、投資価値の評価や将来予測を行う専門職の総称です。金融業界においては特に「証券アナリスト」を指すことが一般的です。主な役割として、証券会社等に所属し投資家へ情報提供や投資推奨を行う「セルサイド・アナリスト」と、資産運用会社等に所属しファンドマネージャーの運用判断を支援する「バイサイド・アナリスト」に大別されます。高度な会計・金融知識が求められ、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)などの資格が存在します。彼らの発信するレポートや投資判断は市場価格形成に多大な影響を与えます。
NFT(非代替性トークン)
非代替性トークン(ひだいたいせいとーくん)とは、ブロックチェーン技術を用いて、デジタルデータに対して「唯一無二」であることを証明する鑑定書や所有証明書の機能を付与したデジタル資産のこと。英語の「Non-Fungible Token」の頭文字をとって、一般的に「NFT」と呼ばれます。従来、画像や動画などのデジタルデータは容易にコピーが可能であり、オリジナルを証明することが困難でしたが、NFTは改ざんが極めて困難な分散型台帳に所有者情報を記録することで、デジタル資産に固有の価値を持たせることが可能になりました。主な活用事例として、デジタルアート、オンラインゲームのアイテム、電子チケット、不動産の権利証明などが挙げられます。また、プログラミングによって二次流通(転売)が行われた際、売上の一部を元の制作者に還元する「ロイヤリティ」の仕組みを構築できる点も大きな特徴であり、クリエイターの新たな収益源としても期待されています。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典