ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

追証(おいしょう)

投資
2026-03-02 時点の情報です

追加保証金(ついかほしょうきん)とは、信用取引先物取引などの証拠金取引において、相場の変動により含み損が拡大したり、担保にしている株式の価値が低下したりすることで、預託している保証金が一定の割合(委託保証金維持率)を下回った際、追加で差し入れなければならない証拠金のことです。一般に「追証(おいしょう)」という略称で広く呼ばれます。追証が発生した場合、定められた期限までに追加資金の入金や建玉の決済を行って維持率を回復させなければ、すべての建玉が証券会社によって強制的に反対売買(強制決済)される仕組みとなっています。投資家にとっては、レバレッジのリスクを管理する上で最も注意すべき指標の一つです。

📚 関連する用語

日経平均株価

日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)とは、日本経済新聞社が算出する、東京証券取引所(東証)プライム市場に上場している約225社の株価を総合的に見て算出される株価指数のことです。日本経済の動向を把握する上で重要な指標であり、株式市場の代表的な指標として広く利用されています。算出方法としては、構成銘柄の株価を基に、様々な補正を加えた上で平均値を計算しています。この指数は、日本経済全体のパフォーマンスを測る一つのバロメーターとして、投資家だけでなく、経済関係者や一般の人々にも注目されています。

含み益

含み益(ふくみえき)とは、保有している資産の時価が取得価格(簿価)を上回っている際、その差額として生じている未確定の利益のことです。別名で「評価益」や「未実現利益」とも呼ばれます。株式や不動産、投資信託などを保有している際に発生しますが、実際に売却して現金化(利益確定)するまでは、市場価格の変動により増減する可能性があります。企業の財務分析においては、保有資産に多額の含み益がある場合、その企業の潜在的な資産価値や経営の余裕度を示す指標として重視されます。これに対し、時価が取得価格を下回っている状態を「含み損(評価損)」と呼びます。

底打ち

相場や景気の状態が、下落の極限に達して反発、あるいは上昇に転じること。価格や指標が最低値を確認した状態を指し、投資判断における重要な転換点とされる。対義語は天井。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、高い成長が見込まれる未上場企業(スタートアップ)に対して、株式を取得する形で資金を供給する投資会社、またはその手法のことです。略称として「VC」とも呼ばれます。ベンチャーキャピタルは、独自の技術や斬新なビジネスモデルを持ちながらも、実績不足や担保不足により銀行融資が受けにくい企業に対し、将来性を見込んでリスクを取った資本提供を行います。単なる資金提供にとどまらず、投資先の取締役に就任したり経営ノウハウを伝授したり、提携先を紹介したりする「ハンズオン」と呼ばれる経営支援を行う点が大きな特徴です。投資の回収(エグジット)は、投資先企業が株式公開(IPO)を行ったり、他社に買収(M&A)されたりする際に行われ、保有する株式を売却することでキャピタルゲイン(売却益)を得ることを目的としています。新しい産業の育成やイノベーションの促進において、経済の重要な役割を担っています。