コア・サテライト戦略
コア・サテライト戦略とは、保有する資産を「コア(中核)」と「サテライト(衛星)」の2つのグループに分けて運用する手法のことです。資産の大部分(概ね70〜90%程度)をコアとして、長期・積立・分散による安定的な運用に充て、残りの少部分(10〜30%程度)をサテライトとして、高いリターンが期待できる積極的な投資に充てます。コア部分では市場平均に連動するインデックスファンドや債券などが選ばれ、サテライト部分では個別銘柄の株式、新興国市場への投資、アクティブファンドなどが活用されます。この戦略の最大のメリットは、資産全体の大きな損失リスクを抑えつつ、市場平均を上回る利益の獲得を目指せる点にあります。個人投資家においては、NISA(少額投資非課税制度)を活用してつみたて投資枠をコアに、成長投資枠の一部をサテライトにするなど、ポートフォリオのバランスを最適化する際の基本的なフレームワークとして広く活用されています。
ネコでもわかる金融・経済用語辞典