ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

インデックスファンド

投資
2026-03-02 時点の情報です

インデックスファンド(いんでっくすふぁんど)とは、特定の株価指数(インデックス)などの指標と同じ値動きをすることを目指して運用される投資信託のことです。具体的には、日本の「日経平均株価」や「TOPIX」、米国の「S&P500」や「ナスダック100」といった指数を構成する銘柄を、指数と同じ比率で保有するように設計されています。対義語として、運用のプロが独自の判断で市場平均を上回る成果を目指す「アクティブファンド」がありますが、インデックスファンドは運用に関わるコスト(信託報酬)が相対的に低く抑えられる点が大きなメリットです。広範囲な銘柄に分散投資を行うため、特定の企業が倒産しても受ける影響を限定できるリスク軽減効果もあります。近年の税制優遇制度である「NISA(少額投資非課税制度)」の普及に伴い、長期・積立・分散投資に適した商品として、個人投資家の資産形成における中心的な存在となっています。市場全体の成長に連動するという分かりやすい仕組みから、投資の専門家から初心者まで幅広く活用されています。

📚 関連する用語

複利

複利(ふくり)とは、元本に利息が組み込まれ、その合計金額に対して次期の利息が計算される方式のことです。利息が利息を生むため、長期にわたる投資においては、元本のみに利息がつく単利に比べて、より大きな収益が期待できます。例えば、投資信託や預金などで複利型の商品を選択した場合、得られた利息を再投資することで、元本が徐々に増加し、その増加した元本に対してさらに利息がつくというサイクルが生まれます。この複利効果を最大限に活かすためには、できるだけ早い時期から投資を開始し、長期間にわたって運用を継続することが重要です。複利は、将来の資産形成において非常に強力な武器となり得ます。

不動産投資投資法人

リート(REIT)とは、Real Estate Investment Trust(不動産投資投資法人)の略称です。投資家から集められた資金をもとに、オフィスビル、商業施設、マンション、ホテル、物流施設、ヘルスケア施設など、多様な種類の不動産に投資・運用を行い、そこから得られる賃料収入や売却益を投資家に分配する金融商品です。不動産投資信託とも呼ばれます。個人投資家にとっては、少額からでも複数の不動産に分散投資できるメリットがあり、不動産投資のハードルを低くする役割を果たしています。REITの価格や収益は、不動産市場の動向、金利、経済情勢などに影響を受けます。

ESG投資

ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を考慮して行う投資のことです。従来の財務情報だけでなく、企業の持続可能性や社会的な責任を評価することで、長期的な成長が期待できる企業を選別します。具体的には、再生可能エネルギーの利用を推進する企業、従業員の多様性を尊重する企業、透明性の高い経営を行う企業などが投資対象となります。ESG投資は、企業の社会的な責任を促し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、投資家にとってもリスク管理や長期的なリターン向上に繋がる可能性があります。

定率売却

保有する金融資産(主に投資信託など)を、あらかじめ決めた一定の割合で定期的に売却する手法。資産残高に応じて売却額が変動するため、相場下落時に過度な口数を売却することを防ぎ、資産寿命を延ばす効果があるとされる。定額売却と比較して、長期的な資産維持に適した出口戦略のひとつ。