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連邦準備制度理事会

金融
2026-03-02 時点の情報です

連邦準備制度理事会(れんぽうじゅんびせいどりじかい)とは、アメリカ合衆国の中央銀行制度(Federal Reserve System)を統括する最高意思決定機関のことです。英語表記の「Federal Reserve Board」の頭文字をとって、一般的に「FRB」と呼ばれます。 日本の日本銀行(日銀)に相当する役割を持ち、アメリカ国内の金融政策の策定、銀行の監督、金融システムの安定維持などを担っています。特に、定期的に開催される連邦公開市場委員会FOMC)では政策金利の誘導目標などの重要事項が決定されます。 アメリカドルは世界の基軸通貨であり、アメリカ経済が世界に及ぼす影響が極めて大きいため、FRBの政策判断や議長の発言は、世界中の為替市場、株式市場、および各国の経済政策に多大な影響を与えます。

📚 関連する用語

キャッシュレス決済

キャッシュレス決済(きゃっしゅれすけっさい)とは、紙幣や硬貨といった物理的な現金を使用せずに、電子的な手段で代金の支払いを行う決済方法の総称です。代表的な手段には、クレジットカード、デビットカード、交通系ICカードなどの電子マネー、スマートフォンを用いたQRコード決済やバーコード決済があります。支払いのタイミングにより、事前にチャージを行う「プリペイド(前払い)」、銀行口座から即時に引き落とされる「リアルタイムペイ(即時払い)」、後日まとめて支払う「ポストペイ(後払い)」の3つの形式に大別されます。利用者にとっては会計の利便性向上やポイント還元、紛失リスクの低減といったメリットがあり、事業者側にとってはレジ業務の効率化、売上データの管理、インバウンド需要への対応といった利点があります。社会全体では、現金の輸送・管理コストの削減や、決済データの活用による新たなビジネスの創出が期待されています。

先物市場

先物市場(さきものしじょう)とは、将来のあらかじめ定められた期日に、特定の商品や金融指標を、現時点で取り決めた価格で売買することを約束する取引(先物取引)が行われる市場のことです。 その場で商品と代金を交換する「現物市場」と対比される概念です。取引の対象は、原油・金・穀物などの「コモディティ(商品)」や、日経平均株価や債券などの「金融指数」など多岐にわたります。 この市場の主な役割は、将来の価格変動リスクを回避(ヘッジ)することと、価格変動を利用して利益を得る(スペキュレーション)ことです。日本では江戸時代に大阪の堂島米会所で行われた帳合米取引が世界最古の先物取引の一つと言われており、現代経済においても物価の安定や将来の経済予測において重要な機能を果たしています。

変動金利

変動金利(へんどうきんり)とは、借入期間中に適用される金利が、市場の金利動向に合わせて定期的に見直される金利タイプのことです。対義語は「固定金利」です。一般的に、銀行が最優良企業に貸し出す際の「短期プライムレート」を基準として決定されます。固定金利と比較して適用される金利が低く設定される傾向にあるため、借入当初の返済負担を抑えられるメリットがあります。しかし、将来的に市場金利が上昇した場合には返済額が増加する「金利上昇リスク」を借り手が負うことになります。主に住宅ローンや企業の運転資金の借入などで広く活用されていますが、中央銀行の金融政策の変化(マイナス金利解除や利上げなど)が直接的に返済計画に影響を与えるため、マクロ経済の動向を注視する必要があります。

連邦準備制度

連邦準備制度(れんぽうじゅんびせいど)とは、アメリカ合衆国における中央銀行制度のことです。英語表記「Federal Reserve System」の略称である「FRS」や、単に「Fed(フェド)」とも呼ばれます。また、日本では制度全体を統括する「連邦準備制度理事会(FRB)」という名称で総称されることも一般的です。1913年の連邦準備法に基づき設立され、物価の安定と雇用の最大化を目的に金融政策を行います。基軸通貨である米ドルの発行管理権を持ち、その政策決定は世界経済や金融市場に最も大きな影響を与える要素の一つとなっています。