ロゴネコでもわかる金融・経済用語辞典

運用会社

投資
2026-03-02 時点の情報です

運用会社(うんようがいしゃ)とは、個人や機関投資家から預託された資金を、株式債券・不動産などの資産に投資し、その管理・運用を行う企業の総称です。「アセットマネジメント会社」や「投資信託委託会社(投信会社)」とも呼ばれます。銀行や証券会社が金融商品の「販売・仲介」を主業務とする(セルサイド)のに対し、運用会社は実際に投資判断を行い資金を「動かす」役割(バイサイド)を担います。専門家であるファンドマネージャーアナリストが在籍し、運用の対価として信託報酬などの手数料を得るビジネスモデルです。

📚 関連する用語

イーサリウム

イーサリウム(Ethereum)とは、ヴィタリック・ブテリン氏らによって開発された、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームおよびそのネイティブ通貨(ETH)のことです。ビットコインが主に「価値の移転」に焦点を当てているのに対し、イーサリウムは「スマートコントラクト」と呼ばれる、プログラム可能な契約機能をブロックチェーン上で実行できる点が最大の特徴です。これにより、金融サービス(DeFi)、ゲーム、NFT(非代替性トークン)、サプライチェーン管理など、多岐にわたる分野での応用が可能です。イーサリウムのネットワーク上で動作するアプリケーションは、中央集権的な管理者を必要とせず、改ざんが困難なブロックチェーン上に記録されるため、高い透明性とセキュリティが期待されています。ETHは、ネットワークの利用手数料(ガス代)の支払いや、プラットフォーム内での価値交換手段として利用されます。近年、イーサリアムはPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)への移行(The Merge)を完了し、エネルギー効率の改善やスケーラビリティの向上を目指しています。

コア・サテライト戦略

コア・サテライト戦略とは、保有する資産を「コア(中核)」と「サテライト(衛星)」の2つのグループに分けて運用する手法のことです。資産の大部分(概ね70〜90%程度)をコアとして、長期・積立・分散による安定的な運用に充て、残りの少部分(10〜30%程度)をサテライトとして、高いリターンが期待できる積極的な投資に充てます。コア部分では市場平均に連動するインデックスファンドや債券などが選ばれ、サテライト部分では個別銘柄の株式、新興国市場への投資、アクティブファンドなどが活用されます。この戦略の最大のメリットは、資産全体の大きな損失リスクを抑えつつ、市場平均を上回る利益の獲得を目指せる点にあります。個人投資家においては、NISA(少額投資非課税制度)を活用してつみたて投資枠をコアに、成長投資枠の一部をサテライトにするなど、ポートフォリオのバランスを最適化する際の基本的なフレームワークとして広く活用されています。

底打ち

相場や景気の状態が、下落の極限に達して反発、あるいは上昇に転じること。価格や指標が最低値を確認した状態を指し、投資判断における重要な転換点とされる。対義語は天井。

ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、相場の変動に関わらず、どのような市場局面でも収益を追求する(絶対収益を目指す)ことを目的とした投資ファンドの一種です。一般的な「投資信託」が不特定多数の投資家を対象とする「公募」であるのに対し、ヘッジファンドは少数の富裕層や機関投資家から多額の資金を集める「私募」の形式をとることがほとんどです。運用手法としては、株式の買い(ロング)だけでなく、空売り(ショート)や先物取引、デリバティブ(金融派生商品)、高倍率のレバレッジなどを活用し、複雑かつ高度な戦略を駆使します。これにより、市場全体が暴落している状況下でも利益を上げる可能性を持つ一方で、運用コストが高いことや流動性が制限される場合があるといった特徴も持ち合わせています。